全感覚派美術展

2016年7月 2日 (土)

第3回全感覚派美術展 -ともだち感覚- 概要

第3回全感覚派美術展 -ともだち感覚-zz
20160918_134033
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ともだち感覚としての美術
「ともだち感覚」という言葉には否定的な響きがある。
確かに、モノづくりは本来孤独で己と向き合う作業かもしれない。
とはいえ、いわゆる「自己表現」だって、必ずしも良かれともされない。
独りよがりと背中合わせだからだ。
ところで「ともだち」とは誰だろう。
私たちは何を、誰に向けて造っているのだろう。
ある対象を発見し、それを紐解くかのように作品化する。
やがて「作品」は誰かの目に触れ、想像の閾に至り、作り手も知らぬ何ものかに変わる。
誰かと仲が良くなる。その人と手をつなぐ。それは素晴らしい体験だ。
「ともだち感覚」はそうした瞬間を指すが、そこには既に別れの不安が孕まれる。
繋いだ手はいつか離さないといけないが、同時にそれは、未知らぬ誰かとの出会いへの期待を生じるのだ。
だから「ともだち感覚」は揺り籠のような守られた空間のぬくもりを意味しない。
そこには見失った自己との新たな出会いがあり、
裏切りと期待の不安が横溢するセカイを知る契機となる。
あるときそれは、展覧会と呼ばれる場を形成し、未知らぬ誰かを招じ入れる。
2016/5/8 Taxxaka a.k.a. Tatsuo Takahashi
*本ステートメントは「動きすぎてはいけない -ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学- 千葉雅也著 河出書房新社刊」にインスパイアされた
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第3回全感覚派美術展 -ともだち感覚-
会期:2016年10月14日(金)〜16日(日)、21日(金)〜23日(日)
   金 18時〜20時  土・日  13時〜19時
会場:space dike
111-0021 東京都台東区日本堤2-18-4
東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅3番出口 徒歩5分
入場料:300円
※会期中、自由お絵描きスペースあり
■イベント
お絵描き・ライブ・トーク
2016年10月16日(日)  14時〜17時(予定)
参加料:800円(展示入場料込み)+1ドリンクオーダー(300円または400円)
お絵描き:14:00(適当に始めてます)
ライブ:14:45〜 平間貴大+Taxxaka
トーク:15:30〜 参加作家(一部)、司会(交渉中)
※10/16、14時〜17時、展示のみの入場はできませんのでご注意ください。
■関連出版 冊子 全感覚7 ともだち感覚

■作家プロフィール

あんまり
漫画と絵を描きます。
cherrytobeak@gmail.com
2006年 戦後?アンデパンダン展-日常の回復- appel/東京
2008年 depositors meeting6 art & river bank/東京
2009年 オルタナ美術ショーケース展 ランプ坂ギャラリー/東京
2011年 第1回 全感覚派美術展 清川泰次記念ギャラリー/東京
      第1.5回 全感覚派美術展 現代ハイツ/東京
2013年 トランスエフュージョン02展 新宿眼科画廊/東京
            第2回 全感覚派美術展 清川泰次記念ギャラリー/東京
2014年 トランスエフュージョン3〔後期〕 新宿眼科画廊/東京
2015年 082-083 深川番所ギャラリー/東京

ク渦群(kukamura)
gnu.ivy@gmail.com
twitter @freezepower
カートゥーンとデフォルメキャラクターに影響を受けながら、図像のキャラクターをモチーフに制作しています。

クマリネ
漫画描き
1年くらい前から人と話し合いながら漫画を描いています。
それまで描いていた漫画と大きく違うのは、他者にコマの連続で「物語」を伝えなきゃいけないこと。しかしこれがまぁ難しい。もっと伝えるすべを獲得しなけりゃなりません。
だけど今回の展示ではまた違うものにしたい。
漫画を描くまでにはたくさんのノイズが出ます。
ネーム・資料・写真・メモ・・・
この展示ではコマの連続による、帯状の物語を破壊した後の、漫画の部品や断片が散らばっているはずです。
twitter:@kumarinee

すずま
1989年大阪生まれ、東京在住。
Montserrat College of Artイラストレーション科卒業。
〔展示歴〕
2013
「トランスエフュージョン02・ドローイング展」(新宿眼科画廊 / 東京)
「マシマロ戦闘服」(新宿眼科画廊 / 東京)
2012
「狭間の世界」(デザインフェスタギャラリー / 東京)
「Illustration West 50」(The Society of Illustrators of Los Angeles)
「カオス*ラウンジ vol.4」(mograg garage / 東京)
2011
「Sweet Streets American 80s in Japan」(WWA Gallery / LA)

死霊のすがわら(しりょうのすがわら)
いて座のB型で午年。絵描きであり漫画描き。画材は主にPhotoshopで、バグのような背景と漫画絵の美少女が合わさった絵を描く。自分でも何者であるかよくわからない。ゲームもちまちま作ってる。

Taxxaka(たったか)
本名、高橋辰夫。美術家。1964年東京生。自身を感情を持ったカメラ兼編集機に見立て、光景や記事等を元に、絵や画像を作っている。美術小冊子「appel」を発行、2002年から2006年まで同名のショップを運営。2011年に「全感覚派宣言」を起草、現在、自主雑誌『全感覚』を発行中。主な展示に2001年に『現代写真の動向2001 outer⇔inter』(川崎市市民ミュージアム)等。他個展、グループ展多数。
二艘木洋行(にそうぎひろゆき)
1983年生まれ。お絵描き掲示板のペイントツールで描いたデジタル作品や、突然変異のようなペインティングやドローイングによって注目を集め、特異な存在感を放っている。主な展覧会に「プロミスフレンズニアレストネイバーランド前」TALION GALLERY(東京/2014)、「VOCA現代美術の展望」上野の森美術館(東京/2014)「現代絵画のいま」兵庫県立美術館(兵庫/2012)などがある。

平間貴大(ひらまたかひろ)
新・方法主義者。1983年生まれ。2010年8月、個展「第1回平間貴大初レトロスペクティブ大回顧展」、「『反即興演奏としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー』 『10年遅れた方法音楽としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー』同時開催展」、「『最高写真展』『世界最高写真展』同時開催展」。2010年9月、新・方法主義宣言。2011年8月、個展「無作品作品展」。9月、新・方法主義第二宣言。2012年9月、新・方法主義第三宣言、同月、「≪削除済み≫≪無作品作品≫≪つくるな≫3個展同時開催展」。2015年6月より野方ハイツメンバー。